旅するとき、縁のある帽子をいつも被っていた。
あたしは、猫が大好きで「岩合光昭」さんの大ファン。
写真展の時、キャップを買った。
雨が降った時は、つばの広いキャップは、
顔に雨がかからないのがいい。
で、今回そのキャップでルンルン(古)気分でカンボジア入り。
シェムリアップにいる時は、何の問題もなかった。
Srayang、朝から夕方まで、雨期だと言うのに雨は降らない。
バイクで風を受けながら1日すぎて、翌日のこと。
左耳がいやに痒いなと思ったが、
そんなに気にしてなかった。
顔を洗ってふと鏡を見て愕然!!
耳の皮がめくれ折れて皮膚にくっついて乾いていた。
おまけに真っ黒!!
えぇっと思ったが、すぐに理解できた。
日焼け・・・。
真っ赤を通り越して、真っ黒な耳。
水ぶくれができて、掻きむしったので破けたのだ。
右耳は多少赤くなっていた。
Kulen村までは、日差しはそんなに強くなかった。
南下する時位からいい天気。昼位まで南下。
午前中は、左から日差しを受け、
帰りは午後北上、西から日差しを受けた。
あたしの左耳は、カンボジアの日差しを浴び続けた。
Kulen村を過ぎたくらいから雲行きが怪しくなる。
その日は、全く気づかなかった。
2つの失敗。
1つ目は、キャップを被っていたこと。
耳、丸出し!
2つ目・・・。
普段、日焼け止めなんか塗らない。
さすがにカンボジアでは塗らないとまずいと思い、
顔と手の甲に塗った。
しかし、塗り慣れていないので、
耳、忘れた〜〜〜!!
怪談話みたいに、カンボジアの太陽に、
あたしの耳は見つけられてしまったのだ。
今はもう殆どなおっているけど、
どうしよう!と思ったよ。
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